新歓コンパで仲良くなった友達

学生時代には、自分がその気でなくても、勝手に友達というものはできるもので、僕などはかえってそれがしんどいと思えたこともありました。「友達ができてしんどいなんて、そんなの贅沢だ!」と、いつか誰かに冷たく言われたこともありましたが、僕は本当にしんどかったのです。辛かった。新しく友達ができるようになり、仲が良くなればなるだけ、その苦しみは大きなものになりました。けっしてちゃかして言ってるわけではありませんから。
それは大学入学直後のこと。初めて新歓コンパに参加したときです。それは学内の交流館で行なわれました。僕が入学した学校は、以前は女子大だったということもあり、女子大生がたくさんいた。新歓コンパにも、たくさんの女子の先輩方がいまして、もの凄く優しく、グラスにビールなどを注いでくれるのです。その新歓コンパには、あらゆる部活やサークルの方々がきていて、盛り上がった頃合いをみて、勧誘が始まる。なかなか激しい争奪戦になりました。
このときにちょうど僕の隣に座った男子が、それ以降、僕の一番の友人になるのですが、なんでも彼は税理士を目指していて、この大学でも商学部に在籍していました。